2月の米国雇用統計は、景気回復を印象付けるものとなるかもしれない。もっとも、中身を詳細に見れば、米国経済が「雇用なき回復」局面の初期にあることを示すのではないか。新型コロナ禍による経済構造の転換は、産業の新陳代謝を迫るからだ。トランプ前大統領の復活を恐れるバイデン政権は、過度の経済対策を打たざるを得ず、将来のインフレリスクが高まるだろう。※投資のプロフェッショナルである機関投資家からも評判のピクテ投信投資顧問株式会社、DEEP INSIGHT。本連載では日々のマーケット情報や政治動向を専門家が読み解き、深く分析・解説します。