バブル崩壊後の長期低迷期、グローバル・スタンダードなる言葉とともに「儲かったら配当」という株主重視型の会社が急増しました。しかし、そこには看過できない問題があります。ROE(自己資本利益率)を高めるためにレバレッジを効かせることがインセンティブとなり、経営を不安定にするだけでなく、給料を増やさずに配当を増やすことが景気への悪材料となる可能性もあり、これらが日本経済への不利益となりかねないからです。経済評論家・塚崎公義氏が解説します。