近年、経済のグローバル化に伴い、国境を越えたヒト・モノ・カネの移動が盛んとなり、富裕層を中心として個人の海外投資が拡大し、同時に国境をまたいだ相続の件数も増加しています。その結果、各国の相続税などの課税方式の違いや納税義務者や相続税の対象となる財産の範囲の違いを原因として、国際的に二重に相続税が課税されてしまう可能性があります。今回は、相続税申告を数百件経験した相続・事業承継専門の税理士法人ブライト相続の竹下祐史税理士が、海外財産の相続時に発生する二重課税の問題について解説していきます。