改正相続法を物語で読み解く本連載。今回のテーマは「特別寄与料」について。物語は、開港市で果実業を営んでいた被相続人・寺田信太郎の死亡から始まる。長男・真人は父の遺産である畑の売却を目論む。一方、二男・祐人や母・愛子、義妹・亜季も畑の存続を望んでいた。遺言書が「無効の可能性が高い」と判明したのち、畑をめぐり兄弟らは対立。遺産の現金化を急ぐ真人は単独で遺産分割調停の申立てを行っていた。一方、他の相続人たちは…。※本連載は、片岡武氏、細井仁氏、飯野治彦氏の共著『実践調停 遺産分割事件 第2巻』(日本加除出版)より一部を抜粋・再編集したものです。